内旋サイドウォークは股関節の内旋運動をウォーキングに取り入れたメニューです。進行方向から見て後ろに来る脚(動画の左脚)の内旋運動を主眼に置いたものです。
やり方
まず右に進む場合、左脚で地面をひっかくようにして、内側に絞り込みながら蹴り挙げます。
この動作によって左脚は進行方向への推進力を得るので、着地する時には右脚にくっつく形になります。
この時、必ず左脚は捻り戻して、外旋させた状態(つま先の開いた状態)で着地して下さい。 左脚が着地すると同時に右脚を振り上げます。
この時、右脚も内旋しますが、これはバランス上の問題で自然にそうなるのであって、ここでの捻る動きは強調しません。 そして右脚を着地させる時には歩幅を肩幅程度の自然な状態に戻す事によって、自然に右に進む事になります。この時、無理に歩幅を広げようとしないで下さい。
そしてそこから再び左脚を捻り上げるという動作を繰り返しながら右に進んで行きます。これを右に進むパターンと左に進むパターンを行ないます。
このエクササイズは股関節の内旋を強調したアップ向きメニューと言えるでしょう。内旋と言う動作はその性質上、負荷を受け止めるよりも、負荷から解き放たれる動きにマッチします。その事を考慮しました。